骨肉腫になった犬は何年生きる?治療法とは?

骨肉腫 病気

ここでは犬の骨肉腫について解説します。
骨肉腫は簡単に言うと、骨にできてしまったガンです。
治癒が難しい病気です。
どんな症状でどんな治療法があるのか、詳しくみていきましょう。

骨肉腫

犬の骨肉腫とは

犬の骨肉種は大型犬によく見られる骨の癌です。
発症する部位は70%以上が四肢。

他にも頭蓋骨や鼻、脊髄、肋骨などにできることもありますが、ほとんどは足の骨にできると考えて良いでしょう。
中年代以降のワンちゃんに発生しやすく、そのほとんどが悪性腫瘍です。

発症してしまった場合、残念ながら断脚手術(足を切断する事)をしなければ命は助かりません。
ただ、他に転移が見られなければ断脚を行うことで、その後も命に別状なく生きていくこともできますし、歩行することもできます。

しかしどうしても1本脚がなくなると不自由さを感じ、歩くスピードがゆっくりになったり、おぼつかないことはあります。

骨肉腫が疑われる場合の診断とは

骨肉腫は血液検査などを行っても正確な判断ができない病気です。
病気の元となっている部分が骨ですので、骨の組織を採取することは難しいです。

その場合はレントゲンやCT検査を行い、画像で骨肉腫かどうか判断します。
細胞診で腫瘍細胞が採取出来ると、骨肉腫の可能性が高まります。

尚、細胞診とは細い針を刺して細胞を採取する検査方法ですが、これだけでは骨肉腫がわからないこともあります。

骨肉腫の疑いがある犬はどうなってしまうのか

骨肉腫は細胞が血管を通して全身に転移してしまいます。
残念ながらなかなかすぐに判断できない病気のため、検査をした時にはすでに肺や骨に転移していることも多いです。

転移直後はレントゲン検査でもその腫瘍を発見することができず、肥大化してようやく判断できるという状況です。

骨肉腫が疑われる犬に対しては、断脚手術以外に転移を遅らせる抗癌剤治療が一般的です。
「足がなくなるのはかわいそう、少しでも今の状態で生活させてあげたい」という方はこちらを選択するケースが多いです。

抗がん剤治療は3週間に1回程度行います。
治療方法としては他にも放射線治療などありますが、転移の可能性もあるため、あまり一般的ではありません。

骨肉腫になってしまったワンちゃんの生存率は治療を施した場合で1年後が50%、2年後が20%となっています。

ただ2年生存してくれたら人間でいうところの10歳以上に相当するため、全く何もしないよりも治療したほうが延命効果が期待できます。

参照:https://www.vetmed.hokudai.ac.jp/VMTH/content/files/disease/HUVTH-5_OSA.pdf

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