犬種問わず犬の病気として多いのが皮膚炎。
アトピー性皮膚炎のように慢性的になってしまう皮膚炎から、一過性の皮膚炎などいろいろあります。
ここでは皮膚炎の症状や原因、対策について紹介していきます。

皮膚炎にはいろいろな種類がある
犬の皮膚炎は下記のように分類されます。
・アトピー性皮膚炎
・ノミアレルギー性皮膚炎
・マラセチア性皮膚炎
・膿皮症
・皮膚糸状菌症
幼犬のうちに皮膚炎が発症する場合は、アトピー性皮膚炎の可能性があります。
生後まもなくから3歳未満の犬に表れやすい皮膚炎です。
ノミアレルギー性皮膚炎はノミやダニに刺されたことが原因で発症します。
マラセチア性皮膚炎は皮脂の過剰分泌や免疫力低下によって起こる皮膚炎です。
膿皮症は黄色ブドウ球菌が滞留して発症する皮膚炎です。
皮膚糸状菌症は糸状菌が皮膚に滞留して炎症を起こす皮膚炎で、感染力もあります。
皮膚炎が起こるとどんな状態になる?
皮膚炎に共通する症状として下記のことが挙げられます。
・かゆみを生じる
・赤みが増す
・毛が抜ける
・湿疹ができる
犬も当然、患部が気になりますので必要以上に噛んだり、引っ掻いたりします。
そして皮膚をよく見ると赤く炎症を起こしていたり、ポツポツ湿疹ができていることがあります。
皮膚炎はあらゆる箇所にできる可能性がありますが、特に口周り、下あご、内股、肛門周りなど、皮脂の滞留が起こりやすい箇所にできやすいです。
皮膚炎の予防、対策とは
皮膚炎にならないために頻繁にシャンプーを行う方がいます。
しかし、犬の皮膚は非常に薄く、デリケートなため、頻繁に体を洗うことは好ましくありません。
2週間から3週間に1回程度が好ましいとされています。
そしてシャンプーの温度は35度から37度程度。
人間で少しぬるいと感じる程度であれば、犬にとっても問題なくシャワーできます。
そしてシャンプー選びも重要。
皮膚疾患が起こりやすい犬の場合、薬用処方されたシャンプーを使用しましょう。
抗菌作用や抗脂漏性作用があり、犬の皮脂を適度に保ってくれます。
皮膚炎になってしまったら
皮膚炎になってしまったら、動物病院に行って診察を受けましょう。
主な治療法は下記の通りです。
・ステロイド剤や抗ヒスタミン薬の投与
・患部の消毒
・薬用シャンプーによる定期的なお手入れ
検査では細菌の量や炎症具合をチェックしてくれます。
また、動物病院によってはホルモン疾患やマラセチア菌の検出も行ってくれます。
ご自宅での治療は難しいので、一度獣医さんに診てもらいましょう。
参考資料:
http://www.narukawa-ah.com/clinic/case/list.php?cat=skin


