話してくれた子:チワワ・2歳
朝になると、うなり声をあげる長い怪物が、床の上を動きまわります。
飼い主はその怪物を手で持って、平気な顔をしています。あれは飼い主の仲間なのでしょうか。わたしは毎朝、全力で吠えて追いはらっています。
菌次郎先生のおへんじ
あれは「そうじき」という、床のほこりを食べる生きものです。あなたを食べることはありません。
毎朝の見張り、ごくろうさまです。ただ、少し離れたベッドで見守るだけでも、怪物はちゃんと帰っていきます。吠えなくても大丈夫な日が、きっと来ます。
わんこ日記は、犬の目線を想像して書いた創作の読み物です。実際の犬の気持ちを表すものではありません。