犬の外耳炎について解説していきます。
犬の病気の中でもなりやすい病気の1つです。
特に耳が垂れている犬(ビーグルやゴールデンレトリバーなど)に多く見られます。
外耳炎になった場合の対処法についてみていきましょう!

外耳炎の症状とは
外耳炎が起こると下記のような症状が現れます。
・炎症
・腫れ
・発赤
・水疱
・耳垂れ
症状が現れると耳を気にして手でひっかいたり、咀嚼しようとします。
また、食欲減退、神経過敏になるため、噛む動きに異変が現れることもあります。
外耳炎でも耳の聞こえが悪くなるほどの腫れや炎症はめったにありません。
初期症状では何か重篤な状態になる心配ないでしょう。
ただ、狭窄などの圧迫症状が起こることもあるので、早めの治療が望ましいです。
外耳炎になる原因、予防とは
外耳炎は下記のようなことが原因で起こるといわれています。
・脂漏性体質
・アレルギー反応
・異物(ゴミや汚れ等)
・細菌の感染
・寄生虫
何らかの原因で細菌や真菌が耳の中に付着して、感染することで炎症が起こります。
特に耳の通気性や湿度が適度に保たれていないと、耳道粘膜の分泌が過剰になりやすいので起こりやすい病気です。
外耳炎の予防として、定期的な耳掃除が必須です。
だいたい月1回程度は行うようにしましょう。
イヤークリーナーを使って、綿棒やウェットティッシュで汚れを落としていきます。
ただし、強くこすりすぎてしまうと傷を誘発してしまうこともあるので注意が必要です。
慣れない方は最初のうちは獣医さんにお願いしましょう。
外耳炎になった場合の対処法とは?
外耳炎になった場合、まずは耳の汚れや垢を除去し、その後消毒します。
動物病院でステロイドや抗生剤がありますので、それを患部に塗布し、治療します。
他にも注射や内服薬による治療もあります。
外耳炎は通常、薬を塗布して治療することで改善していきますが、深刻化してしまうと鼓膜部分まで影響を与えてしまうこともあります。
そういった場合はオトスコープを採用し、耳道内を確認して異物を調べます。
マイクロスコープのようにモニターに犬の耳内部を映し出し、確かめます。
ポリープのようなできものがある場合は、そういったものを使って確認しながら切除する事も可能です。
外耳炎は二次的に中耳炎になってしまうこともあるので、もし耳周りだけの確認で原因がわからない場合は詳しく検査してもらいましょう。
体質によってなりやすい犬もいるので、治療しても定期的な検査が望ましいです。
参考資料:
http://www.kuyama-vet.com/gaijien.pdf
https://www.axa-direct.co.jp/pet/pet-ms/detail/2701/
https://asakadai-ah.jp/ohanashi/otoscope/index.html

