犬が首を振って耳を気にするようなそぶりを見せたら、それは病気のサインかもしれません。
首を振った場合にどんな病気が考えられるのか見ていきましょう!

耳疥癬
今まで気にするそぶりも見せなかったのに、急に耳を気にしだすようになったら耳疥癬の可能性があります。
耳疥癬は耳に寄生虫が付着して炎症してしまう病気。
多いのは散歩や外飼いで起こるダニの付着です。
ダニが住み着いて耳垢などを餌にして成長してしまうことがあります。
最悪、耳の中に産卵し、さらにダニが増えてしまうことも。
アレルギー炎症やかぶれの原因となります。
また吸血され、耳血腫を併発することも。
耳の中を掃除して点耳薬を使い、消毒することで徐々に回復していきます。
耳血腫
耳血腫は耳の中に内出血が起こって腫れている状態です。
原因は物理的要素が多いです。
例えば犬自身でひっかいたり、あるいは何か物にぶつかったりなど。
もし内出血のような物が耳の中に見えたら病院で治療してもらいましょう。
たまった血液を排泄して、清潔にしていれば数日内に治っていきます。
あまり知識を持たない人が血を抜いてしまうと、皮膚膿瘍や毛包炎の原因になってしまうので、病院で処置しましょう。
血を抜いた後に抗生剤やステロイド剤で止血し、消毒していきます。
中耳炎
細菌などがきっかけに耳に炎症がおこる症状。
なんとなく違和感を感じるというケースが多いため、耳をかいたり、首を振ることがあります。
内耳炎の場合、平衡感覚が鈍るため、首をやや傾けて歩くなどちょっとした異変が現れます。
それ以外にも瞳孔が開いて左右の目で大きさが変わる、眼瞼が出てくるなど、目の異変が出ることもあります。
カビやダニなどが寄生して感染するケースもありますし、食べ物や植物にアレルギー反応を示して、中耳炎になることもあります。
どちらかというと、垂れ耳の犬種になりやすい病気です。
外耳炎
外耳炎は外耳道と呼ばれる耳の孔から鼓膜までに炎症が起こる症状です。
外耳炎と言っても耳の外側ではなく、耳の内側(耳介部)。
飼い主さんが犬の耳をペロッとめくれば炎症が確認できる部位です。
炎症を起こしていると赤くなったり、腫れたり、ポツポツができていることがあります。
中耳炎と同様、細菌や真菌の影響で炎症を起こします。
外耳炎用の治療薬を耳に直接塗布し、しみこませて治療していきます。
投与して効果が1週間以上続くものもあるので、数回病院で治療するだけで完治します。
参考資料:
https://www.elancopet.jp/petowner/knowledge/3


