犬のくしゃみ、鼻水、鼻血が出る原因とは?鼻腔腫瘍の可能性も!

鼻腔腫瘍 鼻の症状

犬のくしゃみや鼻水、鼻血が出る原因として、鼻腔腫瘍の可能性があります。
鼻腔腫瘍の原因、腫瘍が出来てしまった場合の対処法に迫ります!

鼻腔腫瘍

鼻腔腫瘍の症状とは

鼻腔腫瘍が起こると、下記のような症状が現れます。

・くしゃみ
・鼻水
・鼻血
・鼻筋の膨張、変形
・眼球の突出

初期症状では鼻筋の膨張、変形、眼球の突出までは起こりません。
そのため見た目の変化では気付きにくく、「ちょっと風邪をひいたのかな」などと勘違いしてしまうくらいです。

腫瘍には種類があり、腺癌、軟骨肉腫、骨肉腫、扁平表皮がんなどがあります。
これは腫瘍ができる場所が腺管なのか、皮膚なのか、骨なのかといった違いです。

鼻腔腫瘍は大半が悪性腫瘍なので、放置してしまうと腫瘍が肥大化し、脳や眼球を圧迫してしまうことがあります。
命に関わるリスクもあるので早めの治療が必要です。

鼻腔腫瘍の原因、予防とは?

残念ながらはっきりとした原因はわかっていません。
考えられる要因としては、鼻腔内に菌が付着し、それが感染して腫瘍が出来る可能性があります。

常日頃からできる予防としては鼻腔の清掃。
ウェットティッシュや綿棒などを使って、鼻腔の通り道を綺麗にしておくことが大切です。

ただ、それでも奥深い鼻腔内まで掃除するのは困難なため、定期的な検査を行いましょう。鼻腔内をチェックしてくれるX検査やCT検査などがあります。

普段よりくしゃみの数が多かったり、いびきが大きいようなら鼻腔内の検査を受けてみましょう。

また鼻腔腫瘍は中年齢から高年齢のワンちゃんになりやすく、雌よりも雄に多いことが分かっています。

鼻腔腫瘍ができてしまった場合の対処法とは?

鼻腔腫瘍ができてしまった場合、腫瘍の切除、放射線治療が一般的です。
それ以外にも抗がん剤による治療もあります。

放射線治療なら全身麻酔を行い、犬の肉体的負担を軽減して短時間で治療することが可能です。
治療時間は10分程度。

初期段階での腺癌や軟骨肉腫であれば悪性度が低く、転移する可能性も低いと言われています。

放射線治療を行えばすぐに腫瘍がなくなるというわけではなく、だんだんと縮小し、治まっていきます。
だいたい3ヶ月から6ヶ月程度で症状が治まります。

腫瘍が大きくなってしまった場合は、定期的な分割照射が必要になり、数週間にわたっての治療が必要です。

治療してしまえば縮小したまま再発しない事も多いですが、治療後は数ヶ月おきにCT検査を実施し、増大していないか確認しましょう。

参考資料:
https://www.vetmed.hokudai.ac.jp/VMTH/content/files/disease/HUVTH-6.pdf
https://www.fpc-pet.co.jp/dog-disease/sickness.php?sick=0004

 

 

 

 

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