ここでは犬の歯周病について解説していきます。
人間と違って犬は自分で歯磨きできませんから、飼い主さんの対応次第ではすぐに歯周病になってしまいます。
犬の歯周病の実態と対処法について紹介します!

犬は歯周病になりやすい?
動物病院が実施している歯科検診によると、約70%以上が歯に垢や沈着が見られることが明らかになっています。
参照:https://www.anicom-page.com/hakusho/statistics/pdf/100528.pdf
特に2歳以上になるとその割合が増え、いろいろなものを食べられる年齢になると、それだけ歯のトラブルが増えることがわかっています。
まだ歯周病でないにしろ、歯に垢や沈着がある状態を放置していると次第に歯周病になってしまう恐れがあります。
犬の歯周病に有効な対策とは
歯周病予防に最適な方法は歯磨き。
1日1回は歯磨きをすることを獣医さんも勧めています。
歯磨き実施調査によると、「気が向いた時だけ歯磨きをする」という人が多いことが明らかになっています。
「犬が嫌がる」、「噛む」などの理由であまり実施していない人が多いようです。
ただ最近は犬が好むフレーバーの歯磨きも登場しているので、そういったものを使用して歯磨きを習慣づけていきましょう。
犬の歯周病は悪化するとどうなる?
犬の歯周病は放置していると、細菌が繁殖して歯肉が腫れたり、歯槽骨を溶かしてしまいます。
歯槽骨とは歯を支えている顎の骨部分で、その骨がもろくなってしまうと歯が抜けてしまうこともあります。
歯周病の初期症状では、歯石の汚れ以外に口臭も臭いがきつくなってきます。
歯磨きをしても歯石や口臭が取れない場合はすでに細菌が粘膜に入り込み、炎症を起こしてしまっている可能性が高いです。
また口周りだけの問題でなく、歯周病菌が体内に侵入し、心臓病や呼吸器系の感染も考えられます。
生命を脅かす病気になるまで放置しないことが大切です。
歯周病になってしまった場合の治療法とは
軽度の場合は動物病院にて歯周ポケットの清掃が一般的です。
歯石を除去する機械があるので、まずは汚れを落とし、その後歯の表面を研磨してきれいにします。
重度の場合は抜歯するケースも。
歯肉を縫合し、傷口を埋めていきます。
ただし抜歯は最終手段で、基本的にはクリーニングで治療するケースが大半です。
また歯が欠けてしまっている場合は神経を取り除き、詰め物で処置するケースもあります。
そこまで重度にならないようにケアしていきましょう。
参考資料:
https://www.anicom-page.com/hakusho/statistics/pdf/100528.pdf
https://crews-doubutsu-byouin.jp/column/perio.html


