ここでは犬の吠えを抑えるしつけについて紹介します。
吠えは本能的な部分も大きいので、矯正まで時間がかかります。
しかし、しっかりと訓練していけば次第に治まる可能性も十分あります。

家で吠えがひどい場合
家にいる時に吠えてしまう犬も多いです。
・お客さんが来た時
・宅配が来た時
・車の音がした時
・サイレンや放送の音がした時
こういった時に吠える犬は、縄張り意識が強い傾向にあります。
「安穏の地に誰かが入ってきた」、「邪魔をしようとしている」と感じるため吠えます。
その場合は「邪魔しているわけではないんだよ」、「敵ではないよ」と犬に伝えると、徐々に吠えも治ってきます。
具体的な方法ですが、誰かが来て吠えたら、犬に近づき耳の後ろから体にかけてしっかり撫でましょう。
そして、「大丈夫、大丈夫」と優しく声をかけながら撫で続けます。
あご下でも良いですが、緊張状態の犬の場合、噛む恐れがあるので、まずは耳の付け根辺りを撫でるようにしましょう。
そしてその吠えている対象物がいなくなるまで、犬の近くにいて安心させましょう。
尚、何も発せず、撫でるだけはNG。
犬は飼い主の声に対しても感情を持っていますので、優しく声掛けすることが大切です。
そして声掛けは必ず毎回同じ言葉を使いましょう。
「大丈夫!」
「怖くないよ!」
など何でも良いです。
「この人は郵便屋さんだよ」
「この人は隣の家の誰々さんだよ」
と長いフレーズだと、何のことか伝わりにくいので毎回同じ言葉が良いです。
散歩時に吠えがひどい場合
散歩時に吠える対象は人や物、犬など様々ですね。
いずれにしても下記いずれかの感情を持っていると考えられます。
・好奇心
・警戒心(威嚇したい)
・恐怖心
ちょっと唸ったり、毛を逆立てている場合は警戒心や威嚇の気持ちが強いです。
そういった時はすぐにその場から引っ張って、違う場所に連れて行きましょう。
対象物に会わせてしまっても良いのですが、攻撃する可能性もあるため控えたほうが良いです。
そしてピョンピョンと跳ねるように前のめりになって吠える場合は好奇心が強いです。
対象が犬の場合は挨拶してみましょう。
ゆっくりと会わせて、お互いに臭いを嗅ぐようなら挨拶できています。
挨拶できると吠えが治まるケースが多いです。
好奇心の対象物と会えたので、そこで満足感を感じているためです。
人やものとなどに吠えてしまう場合は、家での対応と同様に、撫でながら声をかける対策が効果的です。
おやつなどをあげて気をそらす方法もあるのですが、根本的な問題解決になりません。
できるだけ犬と対象物を会わせ、「危険な存在ではない」と理解させたほうが吠えが治まります。


