犬にも前立腺肥大症がある!?その症状や治療法とは

前立腺肥大症 病気

犬も人間と同様に、前立腺肥大を起こす可能性があります。
もし起こってしまった場合、どんな治療が必要なのか詳しく紹介します!

前立腺肥大症

犬の前立腺肥大症とは

犬の前立腺肥大症はオス犬に起こる陰茎部の病気です。
犬のおちんちんは膀胱(たまたまのところ)と陰茎(棒のところ)があります。
そして膀胱から陰茎に繋がる部分の周りに前立腺があります。

前立腺は精液を作り出す組織です。
この部分が肥大すると排尿が困難になったり、腸管への圧迫も懸念されます。

また、前立腺肥大が影響して会陰ヘルニア(肛門部分の筋繊維が崩壊して腸が外に出てしまう病気)を併発してしまうこともまれにあります。

犬の前立腺肥大症はなぜ起こる?

精巣から分泌されるホルモンバランスの乱れが影響していると考えられます。
それ以外にも何らかの要因でウイルスや細菌が付着し、肥大につながった可能性もあります。

去勢しているワンちゃんだとあまり発症しておらず、未去勢の中高年齢雄犬に発症しやすくなっています。
未去勢の中高年齢雄犬は前立腺の過形成が避けられないため、肥大は珍しくありません。

犬の前立腺肥大症が起こった時の症状や行動とは

前立腺肥大症が疑われる犬は下記の行動を起こしがちです。

・おしっこをあまりしなくなる
・おしっこをしようとする素振りをするが、おしっこが出ない
・陰茎部を必要以上に舐める

上記のことが頻繁に起こります。
また人間が見てもわかるぐらいにおちんちんが膨れ上がってしまっているので、その段階ですぐに病院に連れていきましょう。

犬の前立腺肥大症の治療法とは

ホルモンバランスの影響が考えられる病気なので、犬用の前立腺肥大症治療剤を服用してきます。
有名なところではウロエース錠。
酢酸オサテロンという有効成分を使っています。

抗アンドロゲン作用を持つ成分で、肥大した前立腺の縮小させる働きがあります。
それにより直腸や尿道の圧迫も防ぐので、会陰ヘルニアのリスクも低減させることができます。

1日1回の処方していきます。
処方する量は体重によって異なります。(1回0.25~0.50mg)
比較的即効性のある薬なので、治療期間は短いです。
1週間ほどで改善されます。

1週間ほどの投与で、肥大した前立腺の70%以下まで縮小します。
もし再発の可能性がある場合は去勢手術を行うのが効果的です。
精巣摘出によってホルモンバランスが安定し、前立腺肥大を防ぎます。

参照:https://www.anicom-sompo.co.jp/doubutsu_pedia/node/926
https://vet.cygni.co.jp/include_html/pdf/attachment/DY001400.pdf

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