菌次郎先生ぼくの大好物の話をしてもいいかな? 発酵食品は、菌たちががんばって作ったごちそうなんだ。でも、犬にあげるときは少し注意がいるんだよ。
発酵食品は、菌や酵母の働きで、食べものの味や性質が変わったものです。人にとってはおなじみですが、犬にとっては「菌そのもの」よりも、塩分や味つけ、まぜてある食材のほうが問題になることが多いのです。
少しならあげられるもの
| 食べもの | ポイント |
|---|---|
| 納豆 | たれ・からしは使わず、そのままを少し。ねばりで食べにくい子は少量から |
| プレーンヨーグルト | 無糖のものを少し。お腹がゆるくなる子もいます |
| チーズ | 塩分と脂肪が多いので、ほんのひとかけ。犬用チーズのほうが安心 |
どれも「おやつ」の量にとどめ、はじめての食べものは少しだけあげて、様子を見ましょう。
避けたいもの
| 食べもの | 理由 |
|---|---|
| みそ・しょうゆ | 塩分がとても多い |
| 漬物・キムチ | 塩分が多く、キムチにはにんにくや唐辛子も入っている |
| 酒かす・甘酒(酒かすのもの) | アルコールが残っていることがある |
| 発酵途中のパン生地 | お腹の中でふくらみ、アルコールもできるので危険 |
とくに、焼く前のパン生地は、犬が食べてしまうと急いで動物病院に行く必要があります。手作りパンの生地は、犬の届かない場所で発酵させましょう。
犬に「発酵食品を食べさせなきゃ」と思わなくて大丈夫
犬のお腹の菌たちは、ふだんの総合栄養食のフードでも、ちゃんと暮らしていけます。発酵食品は、あくまでおやつの楽しみのひとつ、くらいに考えてください。
こんなときは動物病院へ
塩分の多いものをたくさん食べた、パン生地を食べた、食べたあとに吐く・ふらつく・お腹がふくれる、といったときは、すぐに動物病院に連絡してください。
菌次郎先生菌たちの作ったごちそうも、犬には味が濃すぎることがあるんだ。ぼくの納豆は、たれをかけないで少しだけ分けてあげよう。
一般的な目安です。犬によって体質や体調は違います。気になることがあれば、動物病院に相談してください。