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菌のおはなし

人と犬のあいだを行き来する菌のこと

犬宮菌次郎先生

菌次郎先生ふむふむ、いっしょに調べてみよう。犬と人は、毎日いっしょに暮らしているから、菌もときどき行ったり来たりするんだ。

動物と人のあいだでうつる病気を「人獣共通感染症(じんじゅうきょうつうかんせんしょう)」と呼びます。犬にとってはふつうの住人でも、人にうつると悪さをする菌もいます。

知っておきたい例

  • パスツレラ菌:多くの犬の口の中にいる菌です。かまれたり、傷口をなめられたりすると、人の傷が赤くはれることがあります
  • カプノサイトファーガ菌:これも犬の口の中にいる菌です。うつることはまれですが、体の弱っている人では重くなることがあります
  • 皮膚のカビのなかま:毛が丸く抜ける皮膚の病気(皮膚糸状菌症)は、人にもうつることがあります

こわがる必要はありませんが、「ほどよい距離」を知っておくと安心です。

ほどよい距離のとり方

  • 口うつしで食べものをあげない
  • 顔や口をなめさせすぎない:とくに、人の傷口はなめさせない
  • 犬をさわったあと、ごはんの前は手を洗う
  • うんちはすぐに片づけ、片づけたら手を洗う
  • 寝床やおもちゃは、ときどき洗う

かまれたり、ひっかかれたりしたら

傷口を流水とせっけんでよく洗い、はれる・痛む・熱が出るときは、人の病院へ行きましょう。そのとき、犬にかまれたことを伝えてください。

犬の健康を守ることが、家族を守ること

ワクチンや予防、定期的な健康チェックは、犬のためだけでなく、家族のためでもあります。気になることは動物病院に、人の体のことは人の病院に相談してください。

犬宮菌次郎先生

菌次郎先生仲よしでも、ちょうどいい距離があるんだ。見た目や名前で菌をこわがらず、それぞれの働きを知っておく。それが、いっしょに長く暮らすコツなんだよ。

一般的な目安です。犬によって体質や体調は違います。気になることがあれば、動物病院に相談してください。

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