菌次郎先生いいところに気づいたね! じつは犬の皮膚の上にも、小さな住人たちが暮らしているんだ。
犬の皮膚や耳の中には、もともと住んでいる菌や、カビのなかまの「酵母(こうぼ)」がいます。ふだんはおとなしく暮らしていて、皮膚の一部のようなものです。
住人が増えすぎると
皮膚の調子がくずれると、ふだんはおとなしい住人が増えすぎて、トラブルになることがあります。
- 細菌が増える:赤いぶつぶつ、かさぶた、毛が抜けるなど
- 酵母(マラセチアなど)が増える:ベタつき、独特のにおい、耳あかが増える、かゆみなど
増えるきっかけには、湿気や蒸れ、アレルギー、ホルモンの病気など、いろいろなことがあります。
洗いすぎも、洗わなさすぎもよくない
- 洗いすぎ:皮膚を守る油分まで落とし、かえって乾燥やかゆみの原因になることがあります
- 洗わなさすぎ:皮脂や汚れがたまり、住人が増えやすい環境になります
シャンプーの頻度は、毛の長さや皮膚の状態、暮らし方で変わります。目安は「おうちシャンプーの頻度と、上手な洗い方」のノートを見てください。
いちばん大事なのは「乾かす」こと
洗ったあとに、毛の根元が湿ったままだと、菌や酵母が増えやすくなります。
- タオルでしっかり水分をとる
- ドライヤーは、熱くしすぎず、根元まで乾かす
- 耳の中や指の間、わきの下など、蒸れやすいところも忘れずに
雨の日の散歩のあとも、同じように乾かしてあげましょう。
こんなときは動物病院へ
かゆがって眠れない、赤みやにおいが続く、耳をしきりにかく・頭をふる、といったときは、動物病院で見てもらいましょう。薬用シャンプーは、言われた使い方を守るのが大切です。
菌次郎先生皮膚の住人たちとも、仲よくやっていくのがいちばんなんだ。洗ったら、しっかり乾かす。今日はそれだけ覚えて帰ってね。
一般的な目安です。犬によって体質や体調は違います。気になることがあれば、動物病院に相談してください。