膿皮症ってどんな病気?完治まで数カ月要することも!

膿皮症 病気

犬の皮膚病として有名な膿皮症について解説します。
膿皮症は皮膚疾患の一つで、あらゆる犬種になりやすいものです。。
症状や対処法について紹介します。

膿皮症

膿皮症とは

膿皮症は細かく分類すると3つに分かれます。

・表面性膿皮症
・表在性膿皮症
・深在性膿皮症

表面性膿皮症は皮膚の表面で細菌が繁殖してしまい炎症を起こした状態。
表在性膿皮症は表皮だけでなく、毛包まで浸透してしまい炎症を起こしている状態。
深在性膿皮症は真皮まで細菌の増殖が浸透してしまって炎症している状態。

この中で深在性膿皮症は皮下組織のすぐそばまで炎症が来てしまっているので、治療に数ヶ月かかってしまうこともあります。

どんな症状だと膿皮症の可能性がある?

犬は体をよく掻く生き物ですから、それだけだとそれが膿皮症かどうか判断が難しいところ。
具体的には下記のような症状だと要注意です。

・皮膚が赤くなっている
・湿疹がある
・血が滲んでいる
・皮膚から臭いがある

膿皮症はブドウ球菌が原因で感染したもので、膿が出るのが特徴です。
どちらかというとアレルギー症状が出やすく、脂漏性タイプのワンちゃんに多い病気です。
そしてあらゆる体の部位に起こる可能性があります。

膿皮症の治療法とは

治療にはペニシリン系、セファロスポリン系、フルオロキノロン系、マクロライド系の抗菌剤を用いて治療していきます。
症状が無数見られる場合は、抗菌剤を全身に投与します。
抗菌剤は注射で投与。
症状にもよりますが、1日2回投与し、3週間程度治療を続けます。

また外用治療もあり、その場合は軟膏クリームを塗って対処していきます。
それ以外には細菌繁殖を防ぐため、殺菌剤や消毒剤を含んだ薬用シャンプーを使って皮膚ケアをします。
炎症が取り除かれても色素沈着が残ることが多く、色素沈着が完全に治るまでには数ヶ月要することが多いです。

再発の恐れがある病気

膿皮症は一度完治しても再発する可能性がある病気です。
ブドウ球菌が異常繁殖してしまう具体的な理由はわかっていませんが、出来るだけ皮膚を清潔にして、アレルギーの少ない食事をすることを心がける必要があります。

日頃から薬用シャンプーの使用や、ノミやダニの予防薬を摂取しておく必要があります。
自己判断で薬の投与をやめるのではなく、獣医さんの指示を仰ぎ、治るまでは続けた方が良いでしょう。
命を脅かす病気ではありませんが、皮膚疾患が続くと別の感染症のリスクもあるので早めに治療しましょう。

参考資料:
https://hearts-ac.jp/%E8%86%BF%E7%9A%AE%E7%97%87%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/
http://www.mpagro.co.jp/members/ca_kiji/hifu3_201204.pdf

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