甲状腺機能低下症の犬によく見られる症状とは?

甲状腺機能低下症 病気

犬の甲状腺機能低下症について解説します。
犬の甲状腺機能低下が起こると元気がなくなり、代謝能力が落ちてしまいます。
すると他の病気と併発の恐れが高まり、命の危険を伴います。
どんな病気なのか詳しくみていきましょう!

甲状腺機能低下症

犬の甲状腺機能低下症って何?

犬の甲状腺は喉から首にかけて、気管にくっつくようにしてあります。
甲状腺の役割はホルモンの分泌を促すこと。

体の組織を作る上で欠かせない代謝、エネルギー促進作用があります。
いわば潤滑油のような役割です。

その機能が低下することで身体全体の働きが悪くなります。
原因として考えられるのは免疫介在性腫瘍、副腎皮質機能亢進症など。
こういった病気と併発して甲状腺機能低下が起こることがあります。

甲状腺機能低下症になるとどうなる?

犬が甲状腺機能低下症になると、下記のような症状が見られます。

・元気がなくなる
・顔つきに覇気が無い
・あまり食べなくなる
・毛が抜けやすい
・毛が薄くなる(白くなる)
・体がむくむ
・皮膚にしわができる
・便秘になる
・低体温状態(寒くて丸まっている)

全体的に言える症状は、体の活力が失われること。
甲状腺機能低下症は高齢になると発症しやすく、10歳以上になるとその割合も増えてきます。

高齢の犬に元気がなくなるのは、この甲状腺ホルモンとの関係もあると言われています。
また、比較的大きい犬になりやすく、中型犬から大型犬の割合が増えています。

甲状腺機能低下症になった場合の対策とは?

まずは動物病院で診察を受けましょう。
血液検査をし、そこで甲状腺ホルモンも測定することができます。

甲状腺ホルモンの低下が見られたら、病院で投薬により補充することができます。
ホルモン数値が元に戻れば元気を取り戻し、毛の減少なども回復することが多いです。

ただし一度補充したからといって、ずっとその状態を維持できるわけではありません。
定期的なホルモン補充が必要になります。

ただし、安易な補充は危険。
ホルモン剤を投与しすぎると中毒状態になり、心臓発作など別の病気が発症されることもあります。

尚、甲状腺ホルモンが低下していても、甲状腺自体の機能に問題はないこともあります。
その場合は、甲状腺機能が弱くなったことが原因と考えられます。

数値が安定するまでは週1回ペースで通院するのが望ましいです。
甲状腺ホルモンの補充やその他診察を含め、通院1回あたり7000円から1万円程度の費用が必要になります。

参照:https://www.mah.jp/medicalcourse/endocrinologists/canine_hypothyroidism.html

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