ここでは犬の関節リウマチについて解説していきます。
関節リウマチは関節に炎症おこし、行動に影響が出てしまう症状です。
幼犬での発症が多く、発症してしまうと完治が難しい病気でもあります。

犬の関節リウマチとは
犬の関節リウマチは関節組織が破壊され、炎症を起こしたり、肥厚してしまう状態です。
発症すると下記の症状が見られます。
・動き出しが悪くなる
・足を引きずる
・ふらつく
・触られるの嫌がる
・関節が変形する
・動きがゆっくりになる
・走らない
・足を大きく上げない
・かかとが地面にぴったりと付いている
上記のような行動が出ます。
また、痛みが強いと足を痛がったり、座り込んでしまうこともあります。
原因ははっきりしていませんが、IgGに対するリウマチ因子が影響して自己免疫性疾患を発症していると考えられます。
人間の関節リウマチだと心臓への影響も懸念されますが、犬の関節リウマチは関節部位に影響をもたらすことがほとんどです。
関節リウマチばどんな犬に起こりやすい?
関節リウマチは小型犬によく見られます。
具体的には下記のような犬種。
・ダックスフンド
・シーズー
・マルチーズ
・チワワ
・トイプードル
・ミニチュアピンシャー
・ヨークシャーテリア
・パピヨン
・ポメラニアン
発症年齢は幅広いですが、幼犬だと8ヶ月程度から、平均では5、6歳で発症することが多いです。
遺伝的影響はないものの、比較的筋力が弱り、小型犬の発症例が多くなっています。
関節リウマチを発症してしまった場合の対策とは?
関節リウマチが疑われる場合は血液検査やレントゲン、そして関節液を確かめていきます。
関節リウマチは残念ながら即効性のある治療法がないのが現状です。
関節リウマチの治療は抗炎作用を含む薬の投与、免疫力抑制成分の投与がメインです。
プレドニゾロン、ザチオプリンと呼ばれる薬を投与していきます。
最初は二週間ほど継続し、様子を見ます。
発熱や貧血を抑える効果もあり、体調が安定します。
ただし服用しても改善効果が見られないこともあります。
基本的には鎮痛目的で使用することが多く、症状を大幅に改善する薬はありません。
もし関節の痛みが激しく、動きに制限ができてしまう場合は外科手術により治療することもあります。
歩くのに支障が出る場合は保護装具を作成し、足に装着することもあります。
参照:https://www.jstage.jst.go.jp/article/dobutsurinshoigaku/13/2/13_2_83/_pdf/-char/ja
https://www.axa-direct.co.jp/pet/pet_dog/sickness/42.html


