ここでは犬も起こる可能性がある疥癬について紹介します。
疥癬は皮膚病の一つで犬だけでなく、猫や鳥、はたまた人間にも感染する皮膚病です。
どんな症状が起こるのか詳しくみていきましょう!

疥癬の感染ルートとは
疥癬は(かいせん)と読みます。
ヒゼンダニというダニが皮膚に寄生して起こる皮膚病です。
ヒゼンダニは肉眼では見えないほどの小さなダニで球体をしています。
人間や犬などの体温で生活しやすいため、寄生しやすくなります。
16℃以下では動けないため、主に夏に発生しやすいダニです。
感染ルートは散歩や他の犬に潜んでいるヒゼンダニが接触して感染してしまう可能性があります。
また、自宅でも掃除せず、不衛生にしているとベッドやシーツなどに住み着き、そこから感染することもあります
疥癬の症状とは
ヒゼンダニは直接皮膚に触れたとしても短い時間であれば、すぐに感染することはありません。
滞留して皮膚の角質層で卵を産み、トンネルを掘るように動くと痒みが出てきます。
一度感染してしまうと潜伏期間は1ヶ月から2ヶ月程と言われています。
発症部位は顔周り、耳、足、お尻周りなどほぼ全身で可能性があります。
疥癬の疑いがある犬は、下記の行動を起こします。
・必要以上に皮膚を舐める
・必要以上に皮膚をひっかく
・体を地面や壁に擦り付ける動きがある
人間と同じようにかゆみが気になりますから、皮膚を気にするそぶりを見せます。
皮膚がカサついたり、皮膚に赤い炎症が起こるようでしたら、動物病院で診察を受けましょう。
疥癬の予防
疥癬を防ぐにはノミダニのワクチンを毎年摂取すること、そして定期的なシャンプーです。
免疫力が高くなっていれば、仮にヒゼンダニが接触してしまっても皮膚で生き続けることはできません。
そしてヒゼンダニは卵を産んで、その卵が孵化すると角質層を掘る性質があります。
それまで数日かかるので、仮に散歩などでヒゼンダニが付いてしまっても、数日以内で洗い落とすことができれば疥癬を発症することはないでしょう。
疥癬の治療
疥癬が発症してしまったら駆虫薬の注射を打ってヒゼンダニを死滅させます。
炎症が起こっている部分は軟膏クリームなどを塗って対処していきます。
数週間で治るケースもありますし、逆に数ヶ月かかるケースもあります。
アトピー性皮膚炎などと同様に治りにくい皮膚炎になります。
発症するまでのケアが重要です。
参照:https://www.nk-inuneko.com/report/r00015.php


