ここでは雌犬に発生することがある子宮蓄膿症について解説します。
子宮蓄膿症は子宮に膿がたまってしまっている状態。
それを排除できないと肥大化し、他の臓器への圧迫が懸念されます。
どんな治療が必要なのか詳しくみていきましょう!

犬の子宮蓄膿症とは
犬の子宮内に膿が溜まってしまう病気です。
細菌感染により膿汁がたまっていると考えられます。
子宮蓄膿症には2種類あり、溜まった膿が全く排出されない閉鎖性子宮蓄膿症、溜まった膿が陰部へと流れ出る開放性子宮蓄膿症があります。
開放性子宮蓄膿症なら内科的な治療で改善が見込めますが、膿がたまって排出されない閉鎖性子宮蓄膿症だと外科手術が必要になります。
具体的には、子宮と卵巣部分を切除する方法。
切除しても、それ自体で命に関わることはありません。
ただ、その影響で子宮に溜まっていた毒素が他の臓器に移動したり、感染したりして心不全や腎不全に陥ることもあります。
手術しても他の病気の併発が怖い病気です。
子宮蓄膿症は5歳以上の避妊していないメス犬に発症する可能性が高いです。
ただ幼犬でも、メス犬だとなってしまう可能性もあります。
避妊していれば防げる病気です。
子宮蓄膿症は何で判断すればよい?
子宮蓄膿症は下記のようなケースで疑われます。
・食欲不振
・嘔吐
・水をよく飲む
・腹部膨満
・元気消失
・運動をしたがらない
・お腹を触られるのを嫌がる
子宮蓄膿症になると子宮が膨れ上がりますから、見た目でお腹が膨らんだようになります。
お腹が膨れているのにご飯を食べないという状態に違和感を感じるかもしれません。
それは内臓を圧迫している子宮水腫が見られるため、このような状態になっています。
子宮蓄膿症の治療法とは
子宮蓄膿症は血液検査をした時の白血球数でわかります。
細菌感染による異常な白血球増幅が見られます。
開放性蓄膿症だと膿が少しずつ流れ出ていますので、そのまま抗生物質やホルモン剤を投与することで、だんだんと子宮内の膿がなくなっていきます。
継続的な内科治療を促すことで改善する可能性があります。
しかし閉鎖性蓄膿症だと外科手術が必要で、腸のように長い子宮を全て取り出す必要があります。
閉鎖性蓄膿症は残念ながら内科治療で有効な方法がありません。
排出が難しいため、放置しておくと内臓を圧迫します。
参照:http://www11.plala.or.jp/sato-vet/pyometra-dog.html
https://hoken.kakaku.com/insurance/pet/dog_injuries/urinaryorgans/shikyuchikunosho/


