犬の脳の病気として、水頭症というものがあります。
小型犬に発症しやすい病気の一つで、幼犬のときに起こる可能性があります。
遺伝的要素が強い病気ですが、どんな症状が出るのか見ていきましょう。

水頭症とは
水痘症は脳にある脳脊髄液が過剰にたまってしまう状態です。
犬の脳の構造は、脳と脊髄、その周りを流れる脳脊髄液、周りを囲む脳脊髄膜に分かれています。
脳脊髄液が過剰に増えてしまうと脳と脊髄を圧迫してしまため、神経系への影響が懸念されます。
水頭症の原因
水頭症は脳の損傷や脳内出血が原因で発症することもあります。
しかし、そういった影響を受けていないのにも関わらず水頭症になってしまうこともあるため、遺伝的要素も大きいと考えられています。
水頭症にかかりやすい犬種はチワワ、シーズー、ポメラニアン、パグ、トイプードルなどです。
頭が丸みを帯びている小型犬によく見られます。
なってしまう場合は生後6ヶ月以内のことが多く、それ以上経過して水頭症が現れなければ、遺伝的影響の可能性は低いと考えられます。
水頭症の症状とは
見た目の分かりやすい症状では斜視が見られます。(目の視線が外側に開いている状態)
また、頭部が膨れ上がるのも特徴の一つ。
たんこぶよりさらに大きな腫れが頭頂部から後頭部にかけて起こります。
そして神経の圧迫から痴呆症状や痙攣、体の麻痺などがあらわれることがあります。
何を考えているのかわからないような、ぼーっとしている時間が多いと要注意。
また、大脳辺縁系に障害が出ると攻撃的になり、ホルモンバランスが悪くなると食欲がなくなることもあります。
水頭症になった場合
行動的な変化が特に見られず、頭部がちょっと腫れた程度の場合は、ステロイド剤などを投与して様子を見る方法もあります。
脳圧を下げるための内服薬があるので、それを定期的に服用して症状改善に努めます。
一方、行動的な変化が見られ、神経への影響が懸念される場合は外科治療もあります。
脳脊髄液が過剰にたまっている状態ですから、それを抜き取る手術があります。
ただし脳への影響があるため、後遺症や安静までの期間の長さなどデメリットです。
外科手術をする場合は30万円前後の手術費が必要になります。
投薬治療の場合は月数千円で、数ヶ月から数年かけて治療が一般的です。
治療を行って必ずしも完治するとは言いにくい病気の一つです。
参照:http://www.samec.jp/owners/2013/12/post-34.php


