犬の胆石症はどんな症状?治療法とは?

胆石症 病気

ここでは犬に発症することもある胆石症について解説します。
どんな症状が起こり、どんな治療が必要なのか詳しくみていきましょう!

胆石症

胆石症とは

胆石症は胆のうに石ができてしまう症状。
胆のうは胆汁を産生し、食べ物として取り入れた脂肪を分解する働きがあります。

しかし食生活や生活習慣などが原因で、胆汁がドロドロになったり、石のように固まってしまうことがあります。
胆汁がドロドロの胆泥症、石のように固まってしまう状態を胆石症と呼びます。

胆石症は石のように固くなっていますから、それが胆管を詰まらせると命に関わります。
早い段階で外科治療を行い、取り除く必要があります。

人間の結石と似ていますが、犬の場合はビリルビンカルシウムという物質が胆石の原因です。
それが固体化して胆嚢内に残ってしまうことがあります。

尚、胆石は極上でなければエコーで映像として確認できます。
胆泥症や胆石症を発症すると、肝機能障害や胆嚢感染を併発する恐れもあります。

胆石症になった犬はどんな症状?

胆石症になると下記のような症状が起こります。

・発熱
・食欲不振
・腹痛
・嘔吐
・下痢
・白みが帯びた便
・意欲低下

胆石があるとお腹を触られることを嫌がったり、全く歩かなくなることがあります。
また血圧低下により、ぐったりしたような状態になり、元気がないのも特徴の一つです。

胆石の位置によっては急性胆管肝炎や胆嚢破裂の危険性もあるため、早期発見が必須になります。

中高年齢のワンちゃんに多く発症します。
犬種で言うとミニチュアシュナイザーやプードルで起きやすいです。

胆石症の治療方法とは

いきなり胆石症になることはなく、最初は胆泥症の疑いが検査の数値によりわかります。
血小板数や白血球を調べたり、脂質代謝異常がないかなどのチェックを行います。

また、X線や超音波検査で胆嚢の形状、胎嚢内に異物がないか確認して判断します。

もし胆石が見つかれば外科手術により取り除くことが可能。
ただ、手術も腹膜炎などの可能性もあるのでリスクがないわけではありません。

胆嚢破裂や胆管を詰まらせるようなリスクがなければ、溶解作用のある内服薬を投与し、治療していきます。
胆石溶解剤は数ヶ月服用することになります。
また、痛みを取り除くため鎮痛剤も併用することが可能です。

薬と平行して食事療法で胆石ができないような節制ある食生活が必要になってきます。

参考資料:
https://www.agr.miyazaki-u.ac.jp/~vet/LAH/owner/a02-2.html

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